3年振りにFUJI ROCK FESTIVALに3日間参加しました。
今年もソロキャンです。
不参加だった’21で会場レイアウトや様々なガイドラインの変更があり、初参加な気分でした。
本当に楽しかったし、また来年も行きたい唯一無二のフェスです。
コロナ禍での「いつものフジロック」というテーマでしたが、まだまだフェスが行える条件が厳しい社会の中でフジロックに参加出来た事が感慨深いです。
この日記は主に私の記録の共有と、以前参加したフジロックとの差分が分かるように記載しました。
(※本記事は2022年8月頃~2023年2月頃まで主に記事を執筆し、その後加筆修正を加えています。)
最新の情報についてはまず
公式サイト の情報を確認してください。
以下の過去記事も御覧ください。
FUJI ROCK FESTIVAL ’18|フジロックフェスティバル ’18に3日間キャンプ参加しました!!
アクセス
電車
東京駅から越後湯沢駅まで新幹線で向かいます。
毎年、開催一ヶ月+一週間前のえきねっとの行きと帰りを座席指定で事前予約します。
今年はコロナ前のフジロックと比べて半分位の動員だったとのことですが、金曜日初日の新幹線はそれなりに混雑していました。
帰りは月曜日の朝7時位にテントを撤収したのですが、もっと遅くすれば良かったと後悔しています。
帰りは予約しないでも座れないことは無かったのかな。
シャトルバス
1000円で往路の越後湯沢駅で買いました。復路は無料です。
越後湯沢駅からは大体40分位です。
シャトルバスの中は、座席にビニールが被せられて空調も聞いていて快適でした。
電子決済を促していましたが、行列が出来てて現金で買ったほうが早かったです。
駅に着いてから20分くらいで乗車できました。
車内で「田舎へ行こう!」が流れてわくわくします。
越後湯沢駅の様子
シャトルバスの並び
荷物
発送
前回、快適だったので今年もヤマトの荷物配送を利用しました。
一週間前位までにヤマトの集荷を依頼します。
ネット集荷だとフジロック公式の郵便番号がイベント用なのかサジェストされないので、近所のヤマトで伝票貰って書いておきました。
ヤマトの人が集荷に来た時に伝票渡したら「その郵便番号で大丈夫です」とのことで安心しました。
伝票で荷物交換するので当日まで失くさないように注意です。
会場の受け取り場所
送った荷物
テント (エアライズ2)
プラスチックハンマー
ペグ類
グランドシート
携帯まくら
ブランケット
アルミテーブル
レジャーシート
長靴 (ワークマン)
LOGOSチェア
ウルトラライトダウン
ソロキャンの人は夜に風雨でペグが緩んだりした時に、打ち直せるようにハンマーや、100均とかで売ってるヘッドライトが必須だと思います。
リンク
当日の持ち物リスト
レインウェア上下
パッカブルパーカー
モバイルバッテリー2個
ヘッドライト
LEDランタン(充電可能)
洗面セット(歯ブラシ、シャンプー、タオル、髭剃り)
ボディーシート
除菌シート
虫除けスプレー
コンタクトレンズ+目薬
水に流せるウェットシート
水に流せるティッシュ
除菌スプレー×2
mont-bellの軽量傘(場外で使います)
サンダル
バスタオル(水泳用)
水泳用のドライタオルが場所を取らなくて便利でした。
スポーツDEPO的な所に行ってたくさん種類がありましたが、フジロック用なのでNYのオルタナバンドっぽいメーカーのを買いました。
リンク
貴重品
携帯+充電器+USBケーブル
お財布
GANBAN CHUMSのマルチパスケース(小銭+カード入れ)
メガネ
保険証
ワクチン接種証明書(アプリ)
nanaco
服装
Tシャツ+下着×4日分
帽子
パンツ(長いのと、短いの)
防水トレッキングシューズ
ボトルカラビナ
サコッシュ
速乾タオル
※持ち物や服装は他にもあったかもです。
SNSで性別や宿泊方法のシチュエーションに沿って持ち物リスト公開している方もいるので調べてみてください。
キャッシュレス
一週間前くらいになったら、皆「電子決済”推奨”」ではなくグッズ以外「電子決済”オンリー”」なのではという噂が立ち始めました。
結果的に、どちらの決済方法も臨機応変に飲食店も使えたと思います。
一部のブースでは電子決済で混雑したり、ネット回線の問題で使えなかったりした時間帯もあったようです。
自分は普段、支払いはスマホでau pay(apple pay)を使っているのですが、au payは未対応でした。
スマホの充電が少ない時に備えてと、レスポンスが早そうなICカードがあったほうが良いかなと思ってnanacoを用意しました。
イエロークリフにnanacoチャージできる場所もありましたね。
nanacoは2万円チャージ上限でしたが、現金も組み合わせて支払って期間中チャージすることはありませんでした。
現金と電子決済については、あくまで”推奨”と捉えて臨んだ方が良いと思います。
ホワイトステージのポカリブース
ホワイトステージのポカリブースは炎天下な事もあって行列ができていました。
現金払い用の列が急遽作られていて、そっちの方が空いていたように見えます。
会場
キャンプサイト
今年は一日目からの参加でした。
キャンプサイトも空いているかと期待しましたが、近場の平地は埋まっていました。
ショートカット出来るけど水たまりの罠がある坂を上る所まではいつも通りでしたが、3年前よりも一段低い所でテントを張ることは出来ました。
キャンプサイトでCHUMSの屋台があって朝食にコーヒーとホットドッグが凄い美味しかったです。
キャンプサイトで朝食を調達
今年もDサイト付近
リンク
REDGATE
会場のマップを見るとキャンプサイトからドラゴンドラの横を通って、RED MARQUEEに行けるRED GATEが無さそうな感じです。
公式でも記載が無かったのですが、いつも通りありました。
結構重要な情報なので周知して欲しかったです。
レッドマーキーの後ろの方の掲示
イエロークリフ
2021年から入場ゲートの前にできた飲食スペースです。
オアシスが混んでる時はここに来れば比較的すぐご飯が変えて、椅子とベンチも空いてて良かったです。
巨大モニターがあるのですが、フジロックの配信が流れていたり一人でもまったりするには良い場所だと思います。
夜中は巨大モニターはWet Legのライブ告知が延々流れていたので今もリフレインします。
一人でも座りやすくて空いてるベンチ
2022年は無かったステージ
THE PALACE OF WONDER 一帯、GAN-BAN SQUARE、木道亭、Café de Paris、BLUE GALAXY、Stoned Circle、でしょうか。
自分がフジロックに行く5割くらいの要素がある、どれもフジらしいステージだったので少し寂しいです。
岩盤ステージでは過去にステラドネリーのサイン会に参加してツーショット撮影して貰ったり、木道亭ではぐちゃぐちゃになりながらRäfvenで踊ったり、パレスオブワンダーやカフェドパリの異国感が魅力なので復活を願うばかりです。
代わりにボードウォークはこれまでと違う演出や装飾がありました。
歩いているだけで楽しいフジロックの雰囲気は感じることが出来ました。
かつての木道亭
ホーキンスの森っぽい演出
お風呂
例年どうだったか忘れたのですが、キャンプサイトに近い「火打ちの湯」とピラミッドガーデン側の「苗場の湯」の二種類に入れたようです。
「苗場の湯」はこれまで苗プリのお客様だけが利用可能だったのでしょうか。
いつも入ってた「火打ちの湯」ですが利用料は1000円です。
今年は、全く混んでいなくてすぐにシューズロッカーの所に辿り着き感動しました。
例年深夜は土砂降りの中1時間近く待ったりしたので、いつもこの空き具合なら嬉しいな。
大好きなお風呂
魔のコーナーがガラ空き
わかりやすい掲示
コロナの影響
入場時に持ち物チェックと消毒が大変だったです。
お手洗いの外には、いい匂いがすると話題の除菌ジェルもありました。
ただ、お手洗いが汚いので扉のドアノブとか、手が触れる部分を除菌しないと効果ないのかなと感じました。
ステージ前方は足元に目印が付けられて等間隔に立つように促されていますが、ライブが始まったら結構自由な雰囲気なので気になる方は後方に居た方が良い感じでした。
SUPERORGANISMの終盤とかは、かつてのイギーポップのステージみたいになっていました。
コロナ対策については色々思うことがありますが、きっとここまでナーバスになるのはもう来年以降は無いのかなと期待しています。
直前までアーティストがキャンセルになる可能性があったのもドキドキでした。
楽しかった思い出
フェスご飯
観たいアーティストだけ見ることに集中すると、人気ご飯に並ぶのをためらうものです。
なので、フジロックで人気のメニューやピザとかシェアする系はここ最近はまったく食べられてません。
最悪カロリーメイトとか食べてました。
今回はSNSで知り合った方が声をかけてくれて、初のながおか屋さんのラムチョップをお裾分けしていただけました(感動しすぎて写真も撮らずに食べつくしました)
あとこれまで食べたことが無かった苗場食堂のきりざい飯も食べられました。
大好きな天国バーガーも食べられました。
売り切れたり午後になると凄く並ぶので毎年初日の午前中の内に食べます。
来年は誰かと協力して美味しいの食べられたら良いな。
最初に食べる天国バーガー
久しぶりの奥地のモヒート
Thank you AC/DC
今回一番楽しみにしていたのはVampire Weekendです。
初日のグリーンステージのトリで出演した時には感動でしたが、ジャリジャリとしたノイズが出始めました。
いつかは音がぶっつりと切れてしまい、出音がない状態に…。
観客からは悲鳴が上がるという、これまでのフジロックでは経験のない状態に。
一度音響チェックでステージが中断し、SEでAC/DCの音楽が流れます。
その後無事、「Thank you AC/DC」とエズラが言って再開したのが心に残っています。
大好きなStepや、細野さんの花に水をサンプリングした2021、Vampire Weekendは少しエキゾチックで爽やかなロックを大自然の中で楽しむことができました。
VIDEO
暑くてF○○Kでした
2013年のRADIOHEADが来た時以来で、3日間ずっと晴れてて暑かったイメージです。
なので、折角調達したワークマン長靴は使いませんでした。
最後の最後で最終日のお風呂入った直後の無防備な時に大雨が降ってきて、夜中のピラミッドガーデンのテリーライリー先生を諦めたのだけが悔しかったな。
夜のピラミッドガーデンに行きたかった~
ドラゴンドラに乗れた
久しぶりのフジロックだったので会場を全部観たくて6年ぶり位のドラゴンドラへ。
大自然の中にあるホワイトステージが見えて良かったです。
雨が降ってると行きたくないし、往復で結構1時間以上時間を使っちゃうんですがDAY DREAMING & SILENT BREEZEもフジロックらしい自由なステージで大好きです。
定番のきぐるみや駄菓子屋さんもあるのでお子様連れでのんびり過ごすのおすすめです。
すれ違い様のゴンドラに手を振り返す
まったり自由に踊る
苦い思い出
老い
初日のVampire Weekendで力尽きてBonoboを諦めました。
三日目のJAPANESE BREAKFAST -> Elephant Gym -> ALTIN GŪN-> BLACK COUNTRY, NEW ROAD と見ようと思ってたのに、半分くらい諦めて休憩するほどの体たらくでした。
なんだかんだでフジロックはラインナップが全部見たくなって、特に夜から深夜に密集しがちなのですが、コロナ禍の在宅ワーク増と外出禁止令ですっかり体力が落ちたなと感じます。
ピッコロ大魔王がドラゴンボールを集めて叶えたい願いが「永遠の若さ」であったことが、今とてつもなく共感できます。
来年は筋トレとか日ごろから運動してパワーで乗り切って楽しみたいですね。
悲しかったこと
会場装飾や作品を持ち帰った人が居るという話がありました。
個人の行動がフェスや周囲の人々にどのような影響を与えるか常に想像したいと感じます。
最後に
久しぶりのフジロックはとても楽しくて感動しました。
個人的にフジロックでMOGWAIの轟音聴くのが夢だったので、やっと念願叶ったな~という感じです。
あとはCorneliusのホワイトステージは色々辛かった事を思い出したし、演奏もVJも圧巻で心が解きほぐされたような瞬間に立ち会えて感動しました。
VIDEO
一方で、コロナ禍による規制強化や規模が縮小した感じはフジロックの良い所を削っていて寂しさがありました。
既に2023のフジロックの早割も購入済ですが、フジロックプラスやスマフレ会員の扱いとかで※既に色々話題になっています。
(※2023年2月頃) フジロックは自由の中に参加者同士の自治があって、不便を想像力で乗り越えることで辿り着ける秘境の祝祭のような他のフェスにはない特別な思いがあります。
2023年はコロナ前の状態に戻って、更にワクワクするフェスになることを期待しています。
注意
このブログは過去の私の体験を、ほぼ次に私が行く時用に思い出を含めて記録しています。
その為、情報が曖昧だったりリンクの情報が古くなってたり、偏っていたりする場合があります。
会場、内容、規則が過去と異なる場合も多いですので、まずは
公式サイト の情報を確認していただけると嬉しいです。
※既にこの記事を書きながら、FUJI ROCK FESTIVAL 2023の詳細が明らかになっています!
https://www.fujirockfestival.com/
また来年!